日本有機梅協会とは

一般社団法人日本有機梅協会は、有機栽培(無農薬・化学肥料不使用)の梅、梅干しの生産拡大、消費拡大を目指し、それに係わる一切の活動を全力で行い、「有機梅で日本をもっと元気に」していきます。

私たちの最初の思いとは

一般社団法人日本有機梅協会

きっかけは、梅を栽培している農家さんから聞いた一言でした。 「使わなくていいんだったら、本当は農薬や化学肥料なんて使いたくないんです」 聞き返しました。「えぇ、そうなんですか?」 「でも、使わないとキレイで大きな梅の実ができないんです。キレイな梅の実じゃないと売れないですしね」

消毒作業は大変です。顔にはゴーグルとマスク、服装は雨ガッパに長靴、手にはゴム手袋の姿。 暖かくなってきた春先から、この姿で何度も山の中の梅畑に入ります。 求める人は大きくてきれいな梅の実の方がいいですよね。 でも、何気なくキレイなモノを求める方でも、農家さんの大変な思いまでご存じないですよね。

農薬や化学肥料を使うと、大きくてきれいな梅の実ができます。
だから、お客様が喜んでくれます。 農薬や化学肥料を使うと、大きな梅の実ができ生産量も増えます。
だから、農家さんの経営基盤が安定します。 農薬や化学肥料を使うことは、
消費者の方にも生産者の方にもある一面いい事なんです。

農薬も化学肥料も使っていない梅の実があります。

比べたら、見た目も悪いし、形もそろっていません。生産量も化学肥料を使ったものと比べるとはるかに少ないです。
でも厳しい自然環境の中、自らの力で生き抜き、一生懸命に育った木から生まれる梅の実 自然な感じの肉厚さで、香りがすごくいいんです。 しかも、この梅の実は採ったその場でそのまま丸かじりして食べられるんです。

私たちは、そんな梅の実がある事を知ってもらいたいんです。
それだけなんです。既存の農法を否定するつもりもありません。

ただ、この梅の実を求める方はたくさんいらっしゃいます。
アトピーなどアレルギー体質のお子様を持つお母さん、梅のポテンシャルを感じているアスリート、
自らの体に取り込む食材にはこだわりたいと思う健康志向の方

だから、この梅の実のことをもっと知ってもらいたい。
そして、この梅の実を一緒に作る仲間を増やしたい。

そんな私たちの思いを形にするにはどうすればいいのだろう。
また、仲間を増やし色んな方々に応援して頂くにはどうすればいいのだろう。

一農家だけの思い、一社だけの思いだけでは実現できません。 色々と悩み、考えました。

最後に私たちが選んだ方法は、「協会の設立」です。
私たちの思いを正しく伝え、皆さまに応援して頂くために協会を設立します。

設立趣意書

一般社団法人日本有機梅協会では、農薬も化学肥料も使わない有機栽培の梅を一人でも多くの人に知ってもらう事、
有機栽培の梅に関する様々な活動・事業を通じて消費拡大がなされるようにその一翼を担うことを目的としています。

梅の加工品では「梅干し」が代表的ですが、その歴史は古く平安時代までさかのぼります。
日本に古くから伝わる伝統的な健康食品であり保存食でもある「梅干し」を、
本来の自然の姿である有機栽培によって育てられた梅の実で食べてもらいたい。そして心身共に元気になってもらいたい。
また子ども達には、手間暇惜しまず育てた自然の恵みたっぷりの梅本来の味を知ってもらいたい。
私たちはそのような想いを持っています。

有機栽培は現行農法と比較して収穫量が著しく少なくなります。
それは農家さんの所得と直結する話です。農家さんは簡単に有機栽培を始めることはできません。
ただ有機栽培は環境への負荷が少なく、地球にやさしい取り組みです。
だから私たちはこの想いに賛同する生産者の仲間を増やしたいと考えています。

農薬も化学肥料も使わない有機栽培の梅がある事を多くの人に知って もらいたい。
そして、想いを共にし、その梅を栽培する仲間を一人でも増やしたい。
その活動の波が大きなうねりを起こした時に私たちの夢が実現します。

未来の子ども達のために 食べる人にも、栽培する人にも、環境にも やさしい梅を残したい
そして、有機梅で日本をもっと元気にしたい

私たちの夢です。

協会概要

名称 一般社団法人日本有機梅協会
設立日 平成28年6月6日(梅の日)
役員 代表理事深見優(やさしい梅屋さん 主宰 有限会社深見梅店 代表取締役)
専務理事佐多圭一郎(佐多ネットワークデザイン株式会社 代表取締役)
所在地 和歌山県西牟婁郡上富田町岩田2483番地1(有限会社深見梅店内)

事業内容

1. 技術支援事業、経営支援事業
  • 栽培方法の支援、有機JASなどの認証取得の支援
  • 販路開拓の支援、販売方法の支援
  • 有機梅に関するコンサルティング業務
2. 認定事業
  • 独自の認定基準の設定、評価システムの運用
3. ブランド化事業
  • 有機梅のブランド構築、展開及び保護
  • 地域の名称、歴史をブランド名に利用した地域自慢の産品開発
4. 研究開発活動
  • 企業、大学・研究機関と連携し有機梅をハブとした商品開発
  • 食品以外での有機梅の転用
5. 教育、食育事業
  • 小学校での「梅の生育と環境」、「収穫から加工・販売」などの講義
  • 地元小学校などで梅を使った体験型のイベント開催
  • 梅を使った教材開発
6. 普及事業
  • イベント企画・運営、開催
  • 執筆、出版物発行、音声・動画コンテンツの配信
7. 販売事業
  • 有機梅に関する商品販売
  • 苗、有機肥料などの販売